中国で改革開放経済が始まってからすでに20年以上が過ぎた。その間のめざましい経済発展によって、中国社会は変化し続け、そのなかから新語や流行語が生まれてきた。たとえば「小蜜」は秘書を兼ねた愛人。いまの中国では国有企業、民間企業を問わず社長が若い美人を「小蜜」にし、公の場所に連れ出す傾向があるそうだ。「外来妹」は田舎から上海などの都会に成功を夢見て出稼ぎにきた少女たちを意味する。「AA制」は割り勘だ。もともと中国では割り勘の習慣がなく、何人かで食事をしても必ず誰かがまとめて支払ってきたが、最近都会では割り勘にするようになってきた。どうも日本からシステムが伝わったらしい。このように新語、流行語はどん欲に富を求め、成功を求め、個人主義に傾くいまの中国社会を鏡のごとく映し出しているのだ。なお、激しく変わり続ける中国では、日々刻々と新しい中国語が生まれてきている。何年かに一度改訂版の出版を望みたい。(原 智子)
内容(「BOOK」データベースより)
中国で幅広く使われている新語・流行語とを日中対訳で解説した事典。中国表音表記法(ピンイン)・日本語索引を付す。
内容(「MARC」データベースより)
中国全土で幅広く使われている新語・流行語の数々を日中対訳で解説。用法を効率よく学べるように例文を多数収録するほか、日本語索引も付す。週刊『中国語世界』連載の「中国最新流行語」をまとめたもの。〈ソフトカバー〉


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