出版社/著者からの内容紹介
目 次
序章
0.1 研究対象
0.2 本研究の目的と意義
0.3 先行研究と本研究の立場
0.4 研究方法
第一章 談話管理
1.1 「談話管理」とは
1.2 「前置き」の多用と種類
1.2.1 口癖型
1.2.2 言い起こし型
1.2.3 仮定型
1.2.4 謙譲型
1.2.5 言い訳型
1.2.6 詫び型
1.2.7 敬意型
1.2.8 判断・表明型
1.2.9 注意喚起型
1.3 情報の追加とその方法
1.3.1 注釈型
1.3.2 挿入型
1.3.3 倒置型
1.4 "語流"(言葉の流れ)の順序立てとその形式
1.4.1 始発型
1.4.2 前後関係型
1.4.3 付加型
1.4.4 換言型
1.4.5 論理的序列型
1.4.6 総括型
第二章 コンテクスト
2.1 談話管理とコンテクストの関連性について
2.2 コンテクストとその役割
2.3 言語内コンテクスト
2.3.1 コンテクストの前方照応
2.3.2 同一文内コンテクスト
2.3.3 コンテクストの後方照応
2.4 言語外コンテクスト
2.4.1 身分
2.4.2 職業
2.4.3 年齢
2.4.4 教養水準
2.4.5 性別
2.4.6 心理的背景
2.4.7 趣味
2.4.8 場面、目的
2.4.9 社会的、文化的背景
第三章 語用論と修辞
3.1 語用論と修辞の相互補完性
3.2 語用論
3.2.1 協調の原則
3.2.2 量の原則
3.2.3 丁寧さの原則
3.2.4 明晰さの原則
3.2.5 適切さの原則
3.3 修辞
3.3.1 直喩
3.3.2 隠喩
3.3.3 借喩
3.3.4 換喩
3.3.5 擬人、擬物
3.3.6 誇張
3.3.7 対比
3.3.8 省略
第四章 まとめ
用例の出典について
参考文献
索引
あとがき
内容(「BOOK」データベースより)
著者からのコメント
るわけです。しかし、実際に中国語でコミュニケーションを行う時、それだけでは対処できない多くの場面や問題に直面します。中国語を音声、語彙、文法の面で正しく発話しているにもかかわらず、聞き手である中国語母語者に意味が通じなかったり、理解しにくかったり、不自然な語感を与えたり、ひいては誤解、不愉快、不信感などを招くことさえあります。その原因は、発話場面のコンテクストを充分に把握していないこと、中国の社会・文化背景や中国人の思考法に対する理解が足りないこと、発話意図が明確に伝達されていないこと、この3つに集約できると思います。本書では「コンテクストの伴わない発話行為はありえない」という観点に立ち、日本語母語者の中国語運用能力の向上を目的として、語用論を中心に分析、考察を行いました。本書では筆者の長年にわたる通訳経験を参考にしながら様々な場面について考えてみました。その中で感じたことは、言語の運用能力を高めるには言語のみの習得では不十分であり、言語の背景にある異文化の理解とコミュニケーション能力の養成が必要であるということです。「あとがき」より抜粋
著者について
1951年福岡県北九州市生まれ、北九州市立大学外国語学部中国学


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